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佐久間


その99:製茶への試み


製茶
八十八夜も過ぎ、新茶の季節到来
です。佐久間ではこの冬の寒さも
あり、幾分遅れ気味でありますが、
8日の日曜日から各地区で本格的
茶摘みが始まりました。
黄緑色の何とも言えない新芽の色と
葉の柔らかさ、ここ佐久間では殆ど
の栽培農家が手摘みである。機械
摘みと異なり、人手がかかる。傾斜
地に点在する茶畑、なかなか機械を
入れられない地形事情をあるように
思う。製茶への時間的な制限もある

製茶
ことから、人手を多くして一気に摘
み取る。労力の貸し借りでこれを
クリアしている。伝統的な知恵でも
ある。今年は製茶に挑戦と意気込ん
でいたが、組の老松さんに状態を
見てもらったところ、せいぜい多く
て茶葉で20キロ程度の収穫の診断
となった。これでは製茶をしてもら
う基準の60キロには遠く及ばない。
誠に残念だが今年は製茶を諦める
ことにした。来年は上の段の畑も
手入れも十分行い捲土重来を期す事

製茶
にした。しかし昨年手を入れた効果
が出て、新芽は均一にしかも数倍の
量の葉を付けてくれた。これを何と
生かしたみたいと思い、手もみの
製茶を作ることを思いつく。簡単に
できる方法がないか、インターネット
で検索してみる。あった!ホットプレ
ートを使用した製茶法である。
この方法、量は多く作れないが、新茶
を楽しむことはできる。早速トライす
ることにした。摘み取った茶葉を高温
にしたプレートで焦がさないように


製茶 2〜3分炒り、湿り気を取り、
いよいよ、ひたすら両手で揉む。
ホットプレートを低温に設定して
プレートに投入これを繰り返すこと
1時間程で水分が抜け乾燥して、葉
の色も濃い緑色に変色してくる。
臭いも茶の香りがしてくる。
手間がかかる割りにはできる量は
極僅か。しかしこのもの、味は
ともあれ当にお茶である。味も
思ったより飲めるもの仕上がった。
暫くの間、毎日少しづつ作ってみよ
うと思う。腕も上がるに違いない。


 昨年までは新芽を摘んで、10分程沸騰させて楽しんでいた。
 今年はこの方法では、飲み切れない程多くの葉を付けてくれた。
 植物は裏切らない、手をかければかける程応えてくれる。
 来年こそは、目指すぞ!60キロ・・・
 このホットプレート製茶、作業には1〜2時間程要し少々手間がかかり、
 品質は一般のお茶には遠く及びませんが、お茶を手軽に楽しめてお勧めできます。

 写真上段:新芽が美しい茶畑
 写真中段:摘み取ったばかりの茶葉
 写真中段:揉捻の作業中の茶葉
 写真下段:ほぼ出来上がったお茶      



2011年5月15日









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