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佐久間


その92:北遠は山城の宝庫


山城 浜松市天竜区北遠は山城の宝庫で
ある。戦国時代の武士団の生き様
の足跡を残す山城、かすかな痕跡を
残す遺構が数々ある北遠地区は歴史
に想いをはせる魅力いっぱいの地
域でもある。浜松市には中世の山城
が30以上あると言われている。
今、この山城を訪ねる人達が増えて
いる。ここ佐久間町にも戦国時代に
築かれた山城の遺跡が数多く存在
する。鶴ヶ城・裏鹿城・水巻城・
若子城等の城跡がある。


山城 南北朝から戦国時代に構築された山城
にロマンを感じるのは私だけではない。
天竜川、塩の道で繋がる三遠南信(三
河・遠州・南信州)地域は古くから交
流の歴史が綿々と続いており、この地
域には有名な城跡が多い。近隣の愛知
・奥三河にも長篠城を筆頭に5つ程の
山城が点在する。佐久間の玄関口二俣
町の二俣城もしかりである。二俣から
佐久間に至る龍山町にも中尾生城の
山城が、春野町・水窪町にも数多く
存在する。これらの山城を巡るツアー
がNPO[がんばらまいか佐久間」と

みかん 親交のあるグループ「世界遺産の会」
が北遠の山城を訪ねる「スタディ・ツ
アー」を企画募集した。好天に恵ま
れた4日(土)に28名の参加があり
、そのお手伝いをNPOが担うこと
になった。浦川在住で郷土史研究家
の伊藤さんの案内で「鶴ヶ城」・「
裏鹿城」・「水巻城」の三箇所を訪
ねた。特に「鶴ヶ城」は城跡の遺構
もしっかり残っており、中世の時代
にタイムスリップしたような錯覚を
覚えたから不思議であった。伊藤さ
んの奥深い研究に裏打ちされた説明


 が一層そのロマンを駆り立てた。昼食を挟み、地元民話の語りべ「やまんばの会」の
 皆さんによる民話の語りが中世へ馳せる想いをより高めることになった。
 長野・山梨・静岡(北遠)・愛知(奥三河)を結ぶ交通要所で覇権を争った戦国時代、
 今、この要所地域は三遠南信地域連携ビジョン推進会議(通称SENA)を設立、全国
 でも類を見ない県境連携が進んでいる。浜松市・豊橋市・飯田市が核となる250万人
 流域(天竜川)都市圏の創造がテーマの三遠南信連携ビジョン。争いから共生へ!
 時代を超えて新たな時代を切り開こうとしている。

 写真上段:本曲輪跡
 写真中段:城跡に続く山道を登る参加者
 写真下段:本曲輪での伊藤さんによる説明  


2010年12月7日









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