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佐久間


その70:浅知恵


残暑もまだまだ厳しい中にも、秋の
風情を感じるような時節になりまし
た。実りの秋を実感する恵みの数々
春に続き山間地に住む楽しみの到来
です。その代表格が栗です。
私のところの栗の木も一昨年大きな
改造を試み、昨年は覚悟の不作でした
今年は多くの毬をつけました。
手の届くところで収穫が出来るよう
樹形に改造した効果が出はじめ、
収穫が本当に楽しみとなりましたが、
そこに立ちはだかるのが猿軍団です。
猿の出没がNPOの仲間、老松さん
からも伝えられ、全滅した話が伝え

られ、私のところにも猿の魔の手が
及ぶのは時間の問題と覚悟はしたもの
の、せっかく手入れをし、結果も出て
来たのに、そんな想いが強くなりまし
た。どうせ食べられ位なら、いっその
こと早めに収穫をし、バナナ等のよう
熟成させたら、と考えました。
このような発想地元の人に聞いても
明確な答えを得ることは出来ません
でした。やってみて結果を教えて
ほしい、そんなやりとりでした。
ダメもと、猿に食べられたと思えば、
この思いつきを実行に移しました。
写真中段上が収穫した毬栗です。

結果はお粗末なものでした。
殆どの毬に虫が寄生してしまい、
収穫した栗はほぼ全滅。
昔から、栗は熟し自然に落下をした
栗を拾うこの行為が綿々と受け継がれ
てきたことの意味を理解することなり
ました。全くの浅知恵でした。
来年は猿に食べられたれ諦める。
そうでなければ、恵に感謝をする。
あなたまかせで栗の木の手入れ、管理
は怠りなく続けようと覚悟を決めた
次第であります。
写真上段:多くの毬を付けた栗の木
で思うように毬を付けてくれました。

どのようにして侵入するのか不思議
ですが殆どの毬に寄生虫がおりました。
実を食べたカスなのか、糞なのか見事
にまん丸の球状をしております。
これが付着している毬は全て虫食い
状態で、中には虫がいる実も多くあり
写真中段下はその状態のものです。。
下段の写真はかろうじて収穫できた栗
の実です。とても人様にあげられもの
ではありません。自身で食そうと考え
ております。それにしても浅知恵で
でした。「先人の知恵に学ぶ」特に
山間地の生活ではこのことを肝に
命じなければと改めて感じ入った

 次第であります。僅かに栗の木に残した毬が猿に食べられないよう祈りながら
 これから見回りを日課として、恵にありつければと想う今日この頃であります。
 ※写真は全て拡大できます。  

2009年9月16日









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